一途で甘いキミの溺愛が止まらない。
「何?もしかして、まだ信じてくれてないの?
俺が桃原さんのこと好きだってこと」
まさにその通りだったから、ギクリとしてしまう私。
それを見た上条くんが、小さくため息をつく。
「どうして?
こんなにも表現してるつもりなのに。
じゃあもっと伝えないとね」
ため息をつかれ、呆れられてるのかと思い焦っている私を、上条くんは優しく抱き寄せる。
ぴたりと密着するものだから、やっぱりドキドキした。
「でも、ゆっくりでいいか。
時間はいっぱいあるんだし。
焦らずゆっくりでいいから、俺のことちゃんと知ってよ」
ただでさえドキドキしてるのに、上条くんはさらに私の頭を撫でるから、さらにドキドキしてしまう。
じゃあ、今…上条くんは何を考えてるの?
なんて聞く勇気すらないから黙って頷くことしかできない。