私が好きな彼はあの子を好きだった
私、畠中雫。高校1年生。もう高校入学から9ヶ月は

経つのに友達がいません。決して顔がこわいわけで

もないし、口が悪いわけではありません。

じゃあ、なぜかというと、根暗でコミュ障だからで

す。人に話しかけるのが怖いのです。

そんな私に話しかけてきたのは、、

本平颯。クラスメイト。周りに常に人がいて、みん

なのムードメーカー的存在。私とは正反対の

男子です。だから、私は少し彼が苦手でした。

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