懲らしめて差し上げますっ!~じゃじゃ馬王女の下克上日記~
農民たちを掻き分けるようにして走り寄った使用人が、コナヒキーに耳打ちすると、さっきまでのなだめ役はどこへやら。
コナヒキーはたちまち鬼の形相になり、「テッコーマンの息子がジュリエッタを誘い出しただと!? こりん奴だ。今日という今日は取っ捕まえて、骨ごと石臼で砕いてやる!」と恐ろしいことを言い出した。
「みんなも手伝ってくれ!」と農民たちまで巻き込んで、集団で門の外へと走り出したから、ラナたちは慌てる。
「大変! このままではロメオが袋叩きよ。ジュリエッタの涙はもう見たくないから、なんとしてでも止めなくちゃ!」
集団を追ってラナたちも駆け出し、着いた場所は広場の時計塔の前であった。
驚いたことに、反対側からテッコーマン率いる鍛冶屋組合の男たち四十人ほどがやってきて、コナヒキーたちと鉢合わせてしまった。
おそらくテッコーマンも、ロメオとジュリエッタが逢引しているという知らせを聞いて、ふたりを引き離すために駆けつけたのだろう。
コナヒキー家の娘との交際を認めていないのは、想像に容易い。
コナヒキーはたちまち鬼の形相になり、「テッコーマンの息子がジュリエッタを誘い出しただと!? こりん奴だ。今日という今日は取っ捕まえて、骨ごと石臼で砕いてやる!」と恐ろしいことを言い出した。
「みんなも手伝ってくれ!」と農民たちまで巻き込んで、集団で門の外へと走り出したから、ラナたちは慌てる。
「大変! このままではロメオが袋叩きよ。ジュリエッタの涙はもう見たくないから、なんとしてでも止めなくちゃ!」
集団を追ってラナたちも駆け出し、着いた場所は広場の時計塔の前であった。
驚いたことに、反対側からテッコーマン率いる鍛冶屋組合の男たち四十人ほどがやってきて、コナヒキーたちと鉢合わせてしまった。
おそらくテッコーマンも、ロメオとジュリエッタが逢引しているという知らせを聞いて、ふたりを引き離すために駆けつけたのだろう。
コナヒキー家の娘との交際を認めていないのは、想像に容易い。