今日も君に会いたい
高校生になってからも柊人とは続いていた。
会う頻度は減ったものの、中学の頃と何も変わらなかった。
高校でも私は部活に入った。
そこにいた3年の男子の先輩がかっこよかったんだ。
正直、部活を続けるか迷っていたけど
見学で見たその先輩に惹かれて入部した。
部活に入ってから仲居拓海という名前だと知った。
そして柊人も柊人で別の人を見つけたのだろう
高校に入って2ヶ月がたった頃、バスで柊人の家の前を通った時に見てしまったのだ。
柊人が女の子と家に入っていく姿を。
その日の夜、私は柊人に昼間見た光景の話をした。
柊人が言うには
――俺の家が見たいって言ったから呼んだだけで何も無い。
向こうにも彼氏がいるし問題は無い。――
ああそう。彼氏が居るから何も無かった証拠になるの。
もう、無理。
「別れよっか、柊人。」
私の一言で呆気なく終わってしまった。
この9ヶ月はなんだったんだろうってくらいに、あっさりと。
そんなに付き合っていたんだもん、情くらい湧く。
悲しくもなるし、辛くもなる。
でも私も薄情だよね。
柊人と別れてからは、毎日仲居先輩とメールをした。
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