Green Apple
*
「…お…!!!!」
「………か?!!」
(……ん?あれ?)
「おい!大丈夫か!?」
俺を運んでくれたポン太の声がする。
いや、幼なじみのノッポかな?
それよりも、
どうやら俺は2時間ぐらい寝ていたらしい。
目が覚めると、5限の体育終わりに様子を見に来てくれたクラスメイトがたくさんいる。
「よかった〜。」
「お前、マジビビらせるなよ。死んだかと思った。」
「大丈夫??」
色んな奴が俺を覗き込む。
あぁ、俺は妄想しながら眠りについたためにそのまんま夢を見たんだな。
いや、考え事、をしてだ。
だって山内は図書委員だから。
夢の余韻が残るいま、少しガッカリした気持ちだ。
「おー…みんなありがとなーすまんすまん。」
とりあえずみんなに礼を言う。
ふと、まどんな様と目が合う。
あ、そらされた。
そして、当たり前だけど山内はこの中に…
いるわけないか。
なんせ山内は図書委員だから。
保健委員のはずがない。
夢なのか、1人考え事なのか、
どっちだっていい。
もう少し見たかった。
「…お…!!!!」
「………か?!!」
(……ん?あれ?)
「おい!大丈夫か!?」
俺を運んでくれたポン太の声がする。
いや、幼なじみのノッポかな?
それよりも、
どうやら俺は2時間ぐらい寝ていたらしい。
目が覚めると、5限の体育終わりに様子を見に来てくれたクラスメイトがたくさんいる。
「よかった〜。」
「お前、マジビビらせるなよ。死んだかと思った。」
「大丈夫??」
色んな奴が俺を覗き込む。
あぁ、俺は妄想しながら眠りについたためにそのまんま夢を見たんだな。
いや、考え事、をしてだ。
だって山内は図書委員だから。
夢の余韻が残るいま、少しガッカリした気持ちだ。
「おー…みんなありがとなーすまんすまん。」
とりあえずみんなに礼を言う。
ふと、まどんな様と目が合う。
あ、そらされた。
そして、当たり前だけど山内はこの中に…
いるわけないか。
なんせ山内は図書委員だから。
保健委員のはずがない。
夢なのか、1人考え事なのか、
どっちだっていい。
もう少し見たかった。