10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「主任のストーカー、バラされたいですか?」

私は首をブンブンと思い切り振った。

「どうしたら許してくれる?」

彼は私が見たこともないような、爽やかさとは無縁の顔で笑った。

「オレの家政婦になってください。」

「はい?」

「オレ、壊滅的に家事が苦手なんですよ。」

ああ、彼はロボットじゃなかったんだ。

ダメなところもちゃんとあったんだぁ。

私は検討違いなところでホッとした。

「聞いてます?」

「ん?聞いてます。」

「で、家は足の踏み場もないし、食べ物はないし、コンビニ弁当も飽きてきた。

最近服もなくなってきたんです。」

「はあ。」

「主任、年でしょ?」

「年です…。」

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