10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
伊藤君の屈辱的な質問に答えた私は、思わずこの場から退散するところだった。

「まあまあ、誉めてますから。」

「どこがよ。」

彼はニッコリ微笑む。

ちくしょう、自分の魅力を知り尽くしてる人間って嫌い!

「家事全般できるでしよ?お弁当いっつも美味しそうだもん。」

「家事は嫌いじゃないけどさー。」

意外に人のこと、良く見てるんだなー。

「オレ、主任のご飯食べてみたいな。」

「!」

じっと人の顔を見つめて、パワーワードを発しやがった!

ストーカーとして、断れる訳がない。

しかも見つめるという、人の弱味まで握りつぶす始末!!

もうダメ、これ以上見つめられていたら死ぬ。

< 40 / 92 >

この作品をシェア

pagetop