10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「いっぱい食べてくれてありがと。」

「こちらこそ、がっついちゃってすみません。」

「嬉しかったよー。」

「美味しかったんで、つい。」

はにかんだように言われるとついガン見してしまう。

「主任、見すぎです。」

「あ、ごめん。つい正面にいたから。」

彼はふっと微笑む。

「主任はホント素直ですよね。」

素直?私が?

私は不思議な顔をしていたらしい。

「分かんなくてもいいです。鈍感そうだし。」

「鈍感?そうかなー?」

「多分そうですよ。」

納得いかない、と思いつつ明日のことを思い出した。

「ねえ伊藤君、明日何時から片付けする?」

「ああ、何時にしましょうか?」

「あれかなりヤバイよー。

早くから始めないと全然進む気がしない。」

「主任に任せます。」

「じゃあ、8時。」

「は?」

彼は何言ってるの?と言う表情だ。

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