10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「おはよう。寝起きホントに悪いんだね。お邪魔します。」

「はい。」

さっさとゴミを片付けたい私は遠慮なくお邪魔する。

「伊藤君、私洗濯とかしてるから、これ食べたりしてて。」

「はい。」

頭が働かないんだろう。

今日はい、しか聞いてない。

まあいいや。

とにかく働こう。

まず洗濯物、大量過ぎるからコインランドリーいこうかな。

でないと終わんない。

「伊藤君、コインランドリーに洗濯物入れてもいい?」

「はい。」

主の了解は得た。

物凄い勢いで床に転がっている洗濯物をかき集める。

パンツも靴下もバラバラにリビングに転がっている。
この人、人として大丈夫かな?

そんなことを考えながらコインランドリーに出発する。

「伊藤君、コインランドリー行ってくるけど、すぐ帰るから、閉め出さないでね。」

「はい。」

伊藤君はまだベッドの上にぼーっと座ったままだ。

私が帰ってもあのままだったりして。

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