10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「さ、食べたら片付けに戻るよー!」

「そうですね。」

「ご馳走さまでした。午後も頑張ります!」

「よろしくお願いします。」


一瞬流れた気まずい空気を打ち消すように、私は元気にご馳走さまをした。

あー、びっくりした。

伊藤君の意図は何だったんだろう。

まさか本気で私と恋愛をしたいなんて思ってるはずはない。

モテモテだろうし。

付き合ったら便利、とか思ったのかな。

家政婦代わりに…。

ちょっと悲しくなった私は一瞬空を見上げた。

急に曇りになっていた。


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