10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
彼は何を言い出すのか?

「へ?」

「そうすればオレ、寝てても入れるし。

勝手に家政婦してて下さい。」

「いや、彼女とか好きな人とかいないの?」

「…彼女はいないんで、心配いりませんよ。」

「私、知らない女の子と朝バッタリ会うとかやだよ。

伊藤君まだ若いんだし、酔った勢いでとかさー。」

「ないです!そんなこと。

心配しないで早く受け取って!」

すごい勢いで掌に押し付けられた合鍵。

その後何かあったら来ても良い、とか。

逆に近所のよしみで主任の合鍵オレ、持ってましょうか?とか。

私の合鍵まで奪い取られそうだったが、そこは死守した。

人が変わったような伊藤君に恐れをなし、さっさと退散することにした。

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