10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
一次会で伊藤君は結構飲まされているようだ。

仕事熱心だから、空気を読んで飲むのかも。

そういうところは現代っ子じゃないんだなー。

なんてのんびりしているうちに、一次会が終わりを迎えた。

二次会に行く人は普段は少ないのだが、さすが伊藤君人気。

普段出席しない女子も伊藤君目当てに出席するらしい。

遠藤と二人で「伊藤すげー。」と言い合い、二次会に向かっていると、当の本人がフラフラ寄ってきた。

「伊藤君、大丈夫?」

「伊藤、大分飲まされたのか?」

そんな質問まるで無視。結構酔ってそう。

「さっきからずっーと二人でなんですか?くっついちゃって。」

私と遠藤は目を合わせる。

「いや、別に普通だけど。」

「くっついてはない。」

「いや、ずっとイチャイチャしてましたよね!」

「どしたの?伊藤?」

「さあ?何か幻覚でも見えたんじゃない?」

「さ、引っ張ってくかー!」

私と遠藤で伊藤君を羽交い締めにして二次会に連れて行く。

必然的に座る場所も私、伊藤君、遠藤の配置になった。

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