10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「てか、こいつもう飲ませない方がいいな。」

「りょうかーい。どんだけ飲んだの、伊藤君?」

「そんなに飲んでません。まだ飲めます!」

「うわー、めんどくせー。」

「もういいや。伊藤君の分は私が飲むよー。」

「お前もめんどくせーだろ、止めろ!」

「いいじゃーん、たまにだしー。

今からならたかが知れてるでしょー?

私もたまには飲みたーい!もう二次会だもーん。」

「じゃあ、限度までな。」

「はーい。」

ということで、さっさと潰れた伊藤君を放っておいて、私はたまのビールを楽しんだ。

ビールは好きなのだ。

ただ、激しく酔ってしまって歩くのがやっとになってしまう。

大体4杯が限度。我ながら弱い。

タクシーにさえ乗り込めば家には帰れるので、今まで何か過ちを犯したことはない。

遠藤が見張ってくれているという安心感の元、私はビールをたくさん飲んだ、記憶はある。

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