10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
シャワーを浴び、水分を取りながら頭痛薬を飲む。

落ち着いた後、家事をしてみた。

記憶を掘り起こそうとするのだが、相当酔っぱらっていたのか全然浮かんでこない。

今日昼からまた伊藤君の家に行かなきゃ行けないのに、どうしたらいいの?

記憶がないのを良いことに知らんぷりする?

こんなこと初めてで、もう分かんないよ!


そうこうしているうちに、彼の家に行く時間が近づいてきた。

家の前までは来たのだが、チャイムを押せず10分位ドアの前に私は佇んでいる。

はあ、と溜め息をついたのも何回目か分からない。


帰ろうか、入ろうか、ウロウロしているとコンビニの袋を下げた伊藤君がやって来た。

「あれ、理子さん何してるの?入ってれば良かったのに。」

「あ。うん…。」

理子さん…?いつから私はそんな風に呼ばれてるの?

やっぱり昨日ですかー?!

とりあえず伊藤君に続いて中に入る。

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