10歳年下の部下を溺愛しすぎて困ってます
「あの。ついでにもうひとついいでしょうか。

付き合ってくれって、何て言ったか教えてほしいんだけど。」

彼は若干うっとりした表情ですぐに答えてくれた。

「あの。し終わった後、こんなに良かったことはない、伊藤君とだからだ。

付き合ったらもっといっぱいできるのかなって。」

「あれ、それ付き合ってくれって言ってないよね?」

「え?」

「付き合ったらもっといっぱいできるのかな、で終わってるんだから、ただの独り言でしょ。」

「いや…その後にオレがじゃあ、付き合ってくれって言いました。」

「へ?」

「嘘ついてすみません。」

「いいや、別にいいんですけど。」

「何でそんなこと言ったの?

相手酔っぱらいなんだから、放っとけば良かったじゃん。」

「いや、何となく…。」

「伊藤君、昨日はただの成り行きだから、別に無理して私と付き合わなくていいんだよ?

何となくなら、なかったことにしよう。」


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