ただのワガママでしょうか。
そう思うのに、自分から連絡できないでいた。

歩いている人たちは、楽しそうで、孤独感をどんどん高めていく。

世の中には、こんなにもたくさんの人がいるのに、誰一人として、私でもいいって言ってくれる人は、いないのかと切なくなった。

「ただいま」
そう声を出しても、誰からも返事はない。
当たり前なんだけど、さみしくなる。

電気をつけても、この部屋にあるのは
冷蔵庫・洗濯機・ベッド だけ。

特に生活する上で、困っていなかった。

ささっとシャワーをすまして、ベッドで横になる。
まだ、時刻は20時前。
今日は、金曜日、まだまだ夜はこれからだ。と言わんばかりの声が、外から聞こえてくる。

特にすることもなく、スマホを眺める。
適当に、ゴロゴロしていたら、お腹がすいてきた。

時刻は、21時半。
近くのコンビニまでとも思ったが、何より億劫だった。
めんどくさいなーと思い、私は、大好きな大食いの動画を見始めた。
いっぱい美味しそうに食べる姿を見るといつも満足していた。


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