ただのワガママでしょうか。
「ごめん。ごめんな。」
気づいたら私は、だいちゃんの腕の中で泣いていた。

何が悲しくて、何が辛いのかも、怖いからなのか、何か分からないけどただただ、
泣いていた。

「なんで、遠い目をするのか、唇を噛むのか、何がそんなに苦しめているのか、ご飯食べているか、笑っているか、泣いていないか。ゆきちゃんに、出会ってから、事あるたびに気になるんだ。好きと伝えたら、消えてしまいそうで、一方通行だとしても、そばにいたい。」

だいちゃんの腕の中で、聞いていた私は、その言葉にまた、涙が溢れてしまった。
「たくさん泣いて。怖い思いさせてごめん。でも、泣くときは俺の腕の中で泣いてほしい。
自分勝手だけど隣にいさせてくれないか。」
素直にうれしかった。ただただ、隣にいて欲しいそう思った。でも、甘える訳にはいかない。

「ありがとうございます。嬉しいです。でも、甘えるわけにはいかないから。わ、わたし、
だいちゃんのこと、たぶんグスッツ、好きです。でも、よくわかっていないくて、どうしていいかわからないです。」
ゆっくり話す私に、頷きながら聞いてくれる。

「優しくしてくれて、ありがとうごさいました。」
優しく、ぎゅーっとハグしながら、背中をさすってくれる。

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