不埒な先生のいびつな溺愛 〜センシティブ・ラヴァーズ〜
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彼はひとつひとつの行為に時間をかけてくるため、私はそれに耐えることで精一杯だった。恥ずかしさが限界を越えると、彼にすべてを委ねるしか選択肢がなくなり、掛け布団の端を握りしめてそうしていた。

「久遠くんっ、そこはダメ……!絶対ダメだってば……」

たまに彼は、信じられない場所に唇を這わせようとしてくる。
たまらず拒否をしても、一度キスで誤魔化され、また挑戦される。

「……嫌なのかよ」

嫌なら嫌と言うと、最初に言った。これは嫌だ。恥ずかしすぎる。
でも、今まで彼は私にこんなことできないと思っていたのに、あまりにもすんなりとやってしまえることに度肝を抜かれていた。

固く目を閉じて、首を横に振ってみせた。

彼は許可の出たアブノーマルな場所に迷わず舌を這わせ始め、私は手の甲で両目を覆った。

「泣きそうになってんじゃねぇよ……言っただろ、美和子。俺のこと嫌わねぇって」

「ん……な、なってない、嫌ってないからっ」

「嘘つけよ。これが終わったら俺のこと軽蔑しやがるくせに……。次またあの男と会ったら絶対許さねぇ……。これよりもっと酷いことしてやる……」

「ね、久遠くんっ……そこで喋らないで、あっ……」
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