ハツコイ 2
すると、ベビードールに隠れていた紐パンが露わになり…



琉偉が再び口元を手で覆った。




「紐パンは反則だろ…」



私も今日ばかりは、エリの策略にまんまと引っかかって良かったと思った。




だって、こんな琉偉の顔が見られたんだから。




気がつくと、吸い寄せられるように自分から琉偉にキスをしていた。




「琉偉…好き……」




「俺も、大好き。」




そう言って、琉偉がベビードールの上から私を責め立てる。




「ん…」




ベビードールの生地越しの愛撫が、いつもと違う感覚に陥る。




ああ、どうしよう。




もう、何も考えられない。


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