君が好きな恋のライバル
放課後、学校から帰っているときは圭がテニス部で

いないので、私の1人の時間だ。

「今日の特集は、今話題の俳優!西野一輝くんです!」

ん?西野?

街頭テレビのアナウンサーの一言にびっくりする。

「アメリカ、ハリウッドで本格的な修行を積み、今年日本デビューする俳優さんなんです!」

…んなわけないよね!

「ブーン」

バ、バイク!?ひ、ひかれる!

「危ない!!」

誰かの声が響き、バイクが近づいてきたとき、私は

目を閉じた。

ドン

「す、すんません!!」

そう言って、バイクは走っていった。

「はあ、大丈夫!?まいちゃん!」

「え?あっ…!」

そこにはさっき街頭テレビに映っていた西野一輝がいた。

「に、西野一輝!?」

「え…!?」

西野一輝は驚いた顔をした。

「が、何で私の名前知ってるの!?」

「まいちゃん、バカ!?西野は西野でも紡!西野紡!!」

「え?紡?でも、全然違う…」

「変わったんだよ!好きに、なってもらうために!」

「誰に?」

「まいちゃんに!!」

「え!?」

私は紡の言葉にドキドキしていた。









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