゚*お姫様×王子様*°



大地遅いな…。



「先に勉強してる?」


「う~ん…愛美どうする?」


『じゃあ、やってよっか…!』



大地が起きて来たのは、あたし達が勉強を始めてから2、3時間たった後だった。



「俺も勉強すっかな…。」



それから、時々休憩を入れたりして、真っ暗になるまでずっと勉強してた。



『ふぅ…3教科復習終わった♪』


「俺も♪」


「早~!あたしまだ2教科だよ…。」


「俺も2教科。」


「いいじゃん大地は頭いいんだから~…。」



そういえば、みんな前のテスト何位だったのかな?



『ねぇ、前回のテスト何位だった?』


「えっと…15位だったかな?」


「涼太すっご~!あたし21位だったよ~…。」



変わりないじゃん…!



昔から藍って頭いいんだよね…。



「大地は何位だったっけ?」


「俺?…俺7位~♪」



は!?どうやったらそんな点数とれるんだ?



「愛美は?」



大地が聞いた。



言えない…。



みんなそんなにいい点数だったなんて…。



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