小悪魔彼女×溺愛彼氏
だから、無視しようと
その場を立ち去ろうとしたら
「待ってよ~!」
トタトタ走ってきて
俺にあるものを渡した。
「これあげる!
さっき食べようと思って買ったんだけど
あなたにあげる!
それ食べると元気になるよ~!
美味しいし!じゃあね~!」
言う事だけ言って
無理やり俺の手に握らされたのは
あのチーズのアイスだった。
このくそ寒いのに
アイスなんて渡すかよ普通。
変な女だなって思った。
その日はこれ以外何もなかったんだけど、
2日後と5日後にまたあいつを見た。
捨てられた子犬に
自分のマフラーを巻いて
あっためながら
『ごめんね、うちお母さんが
犬アレルギーだから飼ってあげられないの…。
こんな事しかできなくてごめんね…。』
って泣きそうになりながら話しかけてる姿。
その場を立ち去ろうとしたら
「待ってよ~!」
トタトタ走ってきて
俺にあるものを渡した。
「これあげる!
さっき食べようと思って買ったんだけど
あなたにあげる!
それ食べると元気になるよ~!
美味しいし!じゃあね~!」
言う事だけ言って
無理やり俺の手に握らされたのは
あのチーズのアイスだった。
このくそ寒いのに
アイスなんて渡すかよ普通。
変な女だなって思った。
その日はこれ以外何もなかったんだけど、
2日後と5日後にまたあいつを見た。
捨てられた子犬に
自分のマフラーを巻いて
あっためながら
『ごめんね、うちお母さんが
犬アレルギーだから飼ってあげられないの…。
こんな事しかできなくてごめんね…。』
って泣きそうになりながら話しかけてる姿。