小悪魔彼女×溺愛彼氏
まぁそれは
私なら簡単に
付き合ってくれると思ってるから。


だけど、一応ちゃんと選んではいるよ。


高身長のイケメン。
これは必須条件。


有り難い事に私の学校は
女子も男子も顔面偏差値が高い事で有名になるくらい
イケメンがそろっている。


だから正直困らない。


「周り見てみて?
こんなにイケメンがいるのに
どうして莉子は靡かないの?
莉子に彼氏いるって知らなくて
告白してくる子達いっぱいいるのに!」


これは本当に不思議。
私ならいいか!ってなるし。


そう言うと莉子は深く
ため息をつき


「早く美桜にも
大切な彼氏が出来ると良いね。」


私を哀れな目で見てきた。


そんなの出来るわけない
って言い返そうとしたけど
チャイムが鳴ってしまったので
会話はそこで終了した。
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