小悪魔彼女×溺愛彼氏
あ、今のはちょっとキュンポイント。


でもそれとこれとは話が別。


「かき氷~!」


取り返さねば。
だけど身長の高い斗真に届くはずもなく
半分諦めていると


「ん!?」


口に広がる冷たくて甘い味。


「俺が食わせれば消毒になるから
食ってもいいよ。」


そんなセリフ
きっと斗真くらいにしか許されない。
熱くなる体温をかき氷が冷ましてくれた。


大盛りだったかき氷は
ほとんどが私の胃の中へ。
斗真はちょっと食べただけで
辞めちゃった。
甘いものあんま好きじゃないもんね。


だけど私が好きなあのチーズのアイスだけは
なんでか知らないけど食べるんだよね。


「斗真甘いもの好きじゃないのに
なんでチーズのアイスは食べるの?」
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