工業高校のイケメン達に愛されて【下】
「あーこれね、コスプレ衣装!午前シフトの人たちに着るように言っといてくれる?じゃあ俺、実行委員会行ってくる!」
早口で横沢くんはそういうと、ささっと教室から出て行った。
「ふんっ横沢のやつ、べーっだ!」
「まあまあ陸。落ち着いて。」
横沢くんが出て行った扉に向かって、あっかんべーと舌を出す陸くんと、それをなだめる坂口くん。
「そーいや俺らって全員午前中シフトか?…面倒くせぇけど、もう着替えるか?」
「…うわぁ。すげーなこの衣装…。」
そう言った滝本くんと相葉くんは、コスプレ衣装が入ったバッグをひょいとのぞいた。
彼らの顔は少し引きつっていて、多分、いや絶対、コスプレとか得意じゃないんだろうなって感じた。
あたしたち5人は全員午前中シフトで、午後はみんなで文化祭を回ることになっている。
少し緊張するけど…午前中頑張るぞーっ!!