工業高校のイケメン達に愛されて【下】
一緒に料理をする約束をしたから、ふたりでキッチンに立つ。
緋奈は、家で料理をすることが結構あるみたいで慣れた手つきで鼻歌を歌っている。
俺は緋奈の指示で、野菜の皮むきをしたり、鍋をかき混ぜたり…手伝いをしているって感じだな。
俺は、あまり料理をしないから正直役立たずだ。
けど…楽しい。
もっと緋奈と色々作れるように、料理覚えようか。
緋奈が一緒に料理したいと、提案してくれてよかった。
鍋を煮込んでいる間、ふたりで部屋の飾り付けをした。
俺の家はどっちかっていうと殺風景だから、せっかくパーティをするのに全く味気がなくて。
この前、押し入れを覗いてみたらクリスマスツリーの入った箱を見つけた。
多分まだ母親がこの家にいた頃に、使っていたんだろ。
緋奈は、箱から出したなんの装飾もないただのモミの木状態のツリーを見て、嬉しそうにしてた。