工業高校のイケメン達に愛されて【下】



ツリーにオーナメントを取り付けているときは、さらに顔が綻んで。


飾り付け終えたツリーを点灯させると、わあっと声を上げて小さな拍手をしていた。


…反応かわいいな。


本当、ひとつひとつの動作がかわいすぎんだ…。


俺は、そんな緋奈の姿を見て喜びを噛み締めた。


緋奈の提案でショッピングモールで買ったカラフルなガーランドやバルーンなどもどんどん飾りつけていく。


あっという間に、地味なリビングが華やかになった。


今までじゃ考えられなかった部屋の雰囲気に、少し戸惑ったが。


なんだか、満たされた気持ちになる。


ダイニングテーブルに小さなブリザーブドフラワーを置き、ランチョンマットを敷いて、出来上がった料理を並べていく。



「できたーっ!」


「…あぁ。」



緋奈はまとめていた髪を下ろして、部屋を見回して嬉しそうに両手を広げた。


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