工業高校のイケメン達に愛されて【下】
ダイニングテーブルに向かい合って腰掛け、並べられた料理をじっと見つめる。
どれもこれも、うまそうだ…。
こんな料理できるなんて、緋奈はすげぇなと感心した。
いつぶりだろう、家で食べる飯でこんなにワクワクしたのは。
俺はグラスに炭酸飲料を注いで緋奈の方へと差し出した。
「ありがとうっ!」
「おう。」
「じゃあ…いただきます…!」
「…いただきます。おめでとう、緋奈。」
「翔くんありがとう…!メリークリスマス!」
「…メリークリスマス。」
音頭と共にお互いのグラスの縁を合わせると、コツンといい音がした。
炭酸飲料を一口飲んで、緋奈の手料理の方へと視線を移した。
スプーンを手に取り、クリームシチューをひとくち。
「…うまい。」
「本当?!よかったー!」
本当にうまくて、手が止まらない。