工業高校のイケメン達に愛されて【下】
いろいろな種類のボールペン、シャーペン、カラーペンなどが陳列されている棚に、あたしは目をキラキラさせた。
わあ、このパステル色のシャーペンかわいいなあ。
って、だめだめ。
とりあえず文化祭で使うペンを選ばないと。
「あ、いた。中村。」
黒のマジックペンに手を伸ばそうとすると、相葉くんに呼ばれた。
相葉くんはガムテープを3本ほど抱えている。
はやい、もう見つけてきてくれたんだ。
「あ、ごめん。今からペン選ぶところ…!」
「ああ。」
黒のマジックペンと、蛍光色のカラーペン。
カラーペンは、他の色も増やしてもっと色々な種類買おうかな。
映えるカラフルなポスターが作りたいし!!
「よし、これで決まりー!」
「カラーペンの種類増やすのか?まあそっちのがカラフルになっていいもんな。」