どこかで出会っていた人 〜 謎めいた同僚
アケビ…

そんな果物のことを、小さい頃聞いたことがある。

何だっただろう…




その言葉が心の中の記憶の底に届いた時、亜矢はあっと思わず口を抑えた。

カズト…

幼馴染のカズト

そのまま同じ小学校、中学校に進み、

高校は違ったけど、

その頃から付き合いだした。

忘れることのできない彼…




いや、今はもう、元彼になってしまったカズト…




まだ恋人同士でなかった小学校の頃、

カズトがよく言ってた。

「よし、明日は山へ行くぞ」

山といっても、神奈川の緩やかな森林公園だった。

「山へ行くぞ」って。




彼が何度か言うのを聞いたことがある。

「アケビが取れる頃だ」

って…。
< 19 / 19 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

いつかは売れっ子グラフィック・デザイナー

総文字数/11,018

青春・友情26ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
夢はそこにある 手を伸ばせばきっと掴める、きっと… 例え掴めなくても、私は大丈夫、 全然、大丈夫 だって、ほら、もっともっと大切なものに私は満たされているから それは… 溢れるほどの時間! 未来! そして愛する人と、 友だち 小さな夢が破れるたびに 私はもっと大きな夢に近づいている そうよ、 さらに大きな夢を掴むんだ!

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop