好きだから傷付ける

美空「木島くんはパンが好きだよね。
いつもお昼に食べてるもんね。」

木島「え?まぁ。
ご飯よりはパンが好きかな。」

美空「何でパンが好きなの?」

木島「...なんでだろう。
よく分からない。」

美空「私も分からないよ。
でもね、私は鬼藤くんじゃなきゃ
ダメなんだ。理屈じゃなくて
鬼藤くんの事が好きなんだ。」

木島くんは少し困った様に笑って
続けて言った。

木島「雅來が美空から離れた理由。
知りたい?」

美空「知りたいけど、知りたくないな。
でも、木島くんが知ってるなら
やっぱり知りたい。」

やっぱり曖昧な微笑みを浮かべながら
木島くんは話してくれた。
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