好きだから傷付ける
美空「考えるよ、私も。
鬼藤くんに守って貰わなくて済む
方法...ちゃんと考える。
だからさ、別れるなんて嫌だよ。
ずっと一緒にいたいよ。
1人で悩むんじゃなくて
2人で考えよう!
鬼藤くん、言ってくれたじゃない。
変わらず付き合おうって。
それだけで私は十分だよ。」
鬼藤くんは目に涙をいっぱいに
溜めながら、私の事を睨んだ。
全然怖くない。鬼藤くんの
そんな瞳なんて。でも...
雅來「...滝川には無理だ!」
ーバシン
後悔する事を分かっていながら
私の事を殴った鬼藤くんの
表情はどれだけ時間が経っても
きっと、怖いと思ってしまうだろう。
そのくらい、狂気に満ち溢れていた。
憎い顔をしていた。
どんな表情も怖くはないと
思っていたけど、私は多分知らなかった。
鬼藤くんの本当の姿を。