好きだから傷付ける

勢いに任せそのままの流れで
鬼藤くんを家にあげてしまったけど
家に着いた私達の間には
微妙な空気が流れていた。

いっくんのいない家に2人きり。
緊張しない訳がない。

雅來「あ、あの...滝川。」

美空「何?どうしたの?鬼藤くん!」

棒読みのセリフのように
お互いが言葉を紡ぎあった後
堪らなくなって私は笑った。

絵に書いたような不自然さが
面白くなってしまったんだ。

そしたら、鬼藤くんも
つられて笑って暫く笑い合った後
鬼藤くんはいっくんの
エプロンを身に付けた。
< 151 / 197 >

この作品をシェア

pagetop