好きだから傷付ける

ーガチャ

美空「鬼藤くん!」

そう言い残し部屋を出て行った。

樹「美空、そこに座って。
消毒するから。」

美空「いい。自分でやる。
私はもういっくんに頼らない。
酷いよ。鬼藤くんにあんな事
言うなんて...。」

いっくんは消毒液を机に置くと
私の目の前に座った。

樹「美空。俺はお前の事が大切だ。
前に言わなかったか?
美空の身に危険が迫った時
美空の想いがどうであろうと
その命を体を大切にするって。
彼と一緒にいるようになってから
美空は二度も怪我をした。
心配なんだ、美空の事が。」

どうしていいのか分からなかった。
鬼藤くんの言う通り。
私にとっていっくんもまた
大切な人なんだ。大嫌いだなんて
思ってない。だけど、鬼藤くんと
一緒にいたい。別れたくない。
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