キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
契約が終わった後も羽鳥さんは雑談に一花咲かせ、売り主さんも買い主さんも上々の機嫌で9時前にお帰りになった。・・・・・・大したことしてないけど緊張して。疲れた。
「志室さんも、お疲れさん。じゃ、メシ行こうか」
さくさく帰り支度をした羽鳥さんが、爽やかに笑う。
連れて来られたのは、駅の向こう口にある『つくし野』っていう居酒屋。
安くて美味しいって評判の人気店で、中でも焼き鳥がおススメなんだそうだ。
あたしと吉井さんが隣り合って座り、テーブルを挟んで向かいの羽鳥さんが音頭を取る。
「無事、契約終了したのと、志室さんの歓迎会ってことで乾杯!」
ジョッキの生ビールを喉を鳴らして美味しそうに飲む羽鳥さんをじっと見て、吉井さんが少し呆れた風に目線を傾げた。
「羽鳥さん、車じゃないんですか?」
「車だけど?」
何か?って、しれっと返されてる。
「睦月のアパートに泊まるからいいだろ?」
「・・・もう。最初からそのつもりだったんでしょ?」
溜め息交じりの彼女。・・・何となく。二人の間の空気に気が付いてしまった。
「・・・あの」
二人から視線が向いたから、恐る恐る。
「もしかして、お二人って付き合ってたりします・・・?」
「志室さんも、お疲れさん。じゃ、メシ行こうか」
さくさく帰り支度をした羽鳥さんが、爽やかに笑う。
連れて来られたのは、駅の向こう口にある『つくし野』っていう居酒屋。
安くて美味しいって評判の人気店で、中でも焼き鳥がおススメなんだそうだ。
あたしと吉井さんが隣り合って座り、テーブルを挟んで向かいの羽鳥さんが音頭を取る。
「無事、契約終了したのと、志室さんの歓迎会ってことで乾杯!」
ジョッキの生ビールを喉を鳴らして美味しそうに飲む羽鳥さんをじっと見て、吉井さんが少し呆れた風に目線を傾げた。
「羽鳥さん、車じゃないんですか?」
「車だけど?」
何か?って、しれっと返されてる。
「睦月のアパートに泊まるからいいだろ?」
「・・・もう。最初からそのつもりだったんでしょ?」
溜め息交じりの彼女。・・・何となく。二人の間の空気に気が付いてしまった。
「・・・あの」
二人から視線が向いたから、恐る恐る。
「もしかして、お二人って付き合ってたりします・・・?」