キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
自分を、どこか欠けてるって言ったミチルさん。
みんな一緒だよ。
胸の中で話しかける。

足りないものを求めて。何かで埋め合って。
縋りながら生きてく。誰も。

あたしが、ミチルさんに包まれて生きてけるのと同じように。
あたしも包んであげたい。

安らかに眠れる、ゆりかごみたいな優しさの全てで。

・・・そう思った夜だった。



【完】







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