キミに降る雪を、僕はすべて溶かす
ミチルさんのベッドに移っても、変わらない熱量で隈なく愛された。
絶え間なく埋め尽くされる。どこもかしこも。

「・・・ッ、りっちゃんっ、このままで・・・!」

あたしを抱え込むように揺さぶりながら、ミチルさんが低く放った声。
いつもなら寸前で離れる身体が、奥にそのまま生暖かいものを迸らせたのを感じても、離れずにいた。



『子供が欲しい』の言葉どおりに抱いてくれた彼の、穏やかな寝顔を。
薄闇の中でそっと見つめる。

ここは、ミチルさんがくれた鳥籠の楽園。
貰うばっかりのあたしは、ミチルさんの何になれるんだろうって、ずっと考えてた。

難しいことじゃないのかも知れない。
一緒にいて、笑って。そんなありふれたことで、ミチルさんを掬ってあげられてるのかも知れない。
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