シタイカクシ
街の画材屋さんは大きい。

近所の小さなスーパーマーケットでは小学生が使う絵の具や12色の色鉛筆しか売ってない。


深雪たちとも来たことがあるが今日は母と来ているので時間を気にせず見れる。


水彩絵の具で描こうかな。水の量で絵の具が広がる瞬間が好きだ。繊細なタッチも作りやすい。
この青の絵の具はとても綺麗な色してる。空や水の表現にも使えそう。


「これだけでいいの?」

「うん、後は家にあるのでもいいかなって」
美沙が渡したのは青、緑、黄色の絵の具だけだ。

「もう、そんなこと言って。お父さんからお金もらってきたから好きな絵の具入れなさい」

美沙はここで断るのも母を困られてしまうと考えた末目についた赤色の絵の具を渡した。

美沙は原色な赤ではなくディープな赤で絵のアクセントで使えると思い選んだ。


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