【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に
『お姉さん、名前はー?』
『仕事終わったら一緒にまわろーよ』
『俺、まじでタイプなんだけど!』
『どーやったらそんなに肌綺麗になるんですか?』
さすがにうんざりするけど、お客さんだから下手に扱うことも出来ないし。
変な事言って客足が減ったらクラスの皆が頑張ってるのに申し訳ないし。
そんなこんなで、私はクタクタになりながらも午後の自由時間を楽しみになんとか笑顔を振りまいていた。