【完】妖と契約した少女は陰陽師と共に

「美月っ!」

爽が叫ぶが動けない。

すっと木の下に移動すると落ちてくる美月を抱える。

「…澪、ありがとう」

「私の名前は春。今は澪ではない」

「そう、だったね。ありがとう春」

気がつくと美月を抱えていた怪しいやつの姿は無くなっていた。一体なにが目的なのか。

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