溺甘系朧咲夜【完】
原因私みたいに思われるよそれ!
「うーん? 今まで降渡や吹雪みたいに大事な女がいるって状況がなかったから、変化の一つや二つあるって」
原因私だった!
……って、思っていいの? 今の言い方……。え? あれ?
「だ………」
「うん。大事な女。咲桜が初めてだから大目に見てくれ」
「~~~」
きゅう~、と、身体から空気が抜けた。
流夜くんの胸に額を押し付けて、熱くなってにやける顔を隠す。今のにやけたカオ見られたら今度こそ愛想つかされる!
「……じゃあ、それまで流夜くんも、ですよ……?」
「とーぜん」
ぽんぽん、と顔を隠した私の頭を優しく撫でてくれる。
……一生、流夜くん以外の人好きになんてなれないって……。