【完】女子校に行くはずだったのにっ!
「奏多が教えてくれたの、私は忘れてたんだって
私が幼いころお父さんが亡くなって・・・・」


「奏多くんが・・・!?」


お母さんは・・・


「お母さん、私を・・・騙してたの?」


「え・・・?」


「お母さんは私を・・・!」


「幸奈―――!」


奏多の短い制止を聞かず、私は声を上げてしいまった。


「どうして!?どうして黙ってたの・・・!?
お父さんのこと・・・私にとっても大事なことなのに!」


私は思いの丈を叫び続けた。


「私お父さんに悪いこと・・・勘違いしてて・・・
なんで・・・」


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