エリート副操縦士と愛され独占契約
水無瀬君がなにを言いたいのか測りかね、さらに眉根を寄せて首を傾げた時、「お待たせしました~」と、店員さんが格子戸を開けた。
オーダーした物がテーブルに運ばれる間、私と彼は互いに目を逸らし、黙り込んでいたけれど。
「自分で言うのもなんだけど、少なくとも、俺は自分をダメ男とは思ってない」
格子戸が外から閉じられるのを待って、水無瀬君がポツリと言った。
私はきょとんとして彼に顔を向ける。
「少なくとも、じゃない。水無瀬君は、誰から見ても完璧じゃない」
私は胸を張ってそう相槌を打った。
彼はなぜだかムッとした表情で、私にちらりと視線を投げ返す。
「つまり、お前は俺じゃ物足りないってことか?」
「そんなこと言ってないって」
「けど、望月には、俺より塩野の方が満足って言われたのと同意だ」
「えっと……機嫌損ねちゃった?」
なんだか珍しく絡んでくる水無瀬君に、私は怪訝な思いで首を傾げた。
彼は私の視線をかわすように、テーブルに頬杖をつく。
「……望月、俺のこと嫌い?」
少しトーンを落とした低い声で訊ねられ、私は目を丸くした。
「な、なんで!? そんなことないって。だって、嫌いだったらこんな風に……」
一緒に飲みに来たりしない、と続けようとした私に、彼が再び真正面から見つめてきた。
オーダーした物がテーブルに運ばれる間、私と彼は互いに目を逸らし、黙り込んでいたけれど。
「自分で言うのもなんだけど、少なくとも、俺は自分をダメ男とは思ってない」
格子戸が外から閉じられるのを待って、水無瀬君がポツリと言った。
私はきょとんとして彼に顔を向ける。
「少なくとも、じゃない。水無瀬君は、誰から見ても完璧じゃない」
私は胸を張ってそう相槌を打った。
彼はなぜだかムッとした表情で、私にちらりと視線を投げ返す。
「つまり、お前は俺じゃ物足りないってことか?」
「そんなこと言ってないって」
「けど、望月には、俺より塩野の方が満足って言われたのと同意だ」
「えっと……機嫌損ねちゃった?」
なんだか珍しく絡んでくる水無瀬君に、私は怪訝な思いで首を傾げた。
彼は私の視線をかわすように、テーブルに頬杖をつく。
「……望月、俺のこと嫌い?」
少しトーンを落とした低い声で訊ねられ、私は目を丸くした。
「な、なんで!? そんなことないって。だって、嫌いだったらこんな風に……」
一緒に飲みに来たりしない、と続けようとした私に、彼が再び真正面から見つめてきた。