想いの行方
「どうして、教師になったの?」と聞いてみた。

「ずっと、サッカーしたかったから。って言ったらダメかな。でも、ずっとサッカー教えて行きたかったんだよねー。そう考えたら、教師になることが一番だって思ったんだ。まさか、松田先生とまた一緒にサッカー出来るとは思わなかったし、みきちゃんが教師続いてるなんて思わなくて、本当に嬉しかった。」って笑った。

「新米で失敗ばかりしていたもんね。本当に教師続いてるなんて思わなくて当たり前だわ」

「そんな意味じゃないよ。結婚して、子どもがいて、ママしてるかなぁっ」って、思っていたんだ。

「あら、行き遅れですいませんでしたー。明日から、厳しくするんだから」ってたら、

「みきちゃんがいて、嬉しいよー。本当に!だから、優しくして」って笑ったいた。
生徒たちもいるし、みきちゃんじゃ不味いと思い、
「斉藤先生、学校では笠木先生ですからね。」って言ったら、
「はいはい、じゃあ、プライベートはみきちゃんだねって」返ってきた。

もう、舐められてるなぁ。指導教諭だなんて思われてないんだろうなって思ってたけど、なんだか、それでも良いかなぁって思う。きっと、斉藤先生には松田先生がいるし。
指導教諭って気負いすることなく、楽しく仕事が出来そう。



昔から、人懐こい性格で、
ニコニコ笑顔で話すから、憎めない。

特な人だなぁと思った。
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