停留所で一休み
そんな私と本村君のやりとりを聞いて、大和と弥生はニヤニヤしている。

「っていうか、敬太は出海と会えて、すっごい嬉しそうだね。」

私と本村君は、そろって咽た。

「何言ってんだよ、牧野!」

「そうだよ、弥生!」

ケホケホ言いながら、本村君と目が会った。


「敬太は高校の時、出海ちゃん追いかけてたんだよな。」

「追いかけてないって。」

本村君が、ネクタイを緩める。

「またまた~。いっつも出海ちゃんの後ろに、陣取ってたじゃん!!」

「えっ……」

驚いたのは私の方で、急に顔が赤くなった。

「あれは小形が、あまりにも頭良すぎるから…」

「後ろからどんな勉強してるのか、盗もうとしてたか?」

「違う。後ろから蹴り倒そうと思ってた。」
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