月夜に消えた、あの日に。
気がつくと、日も暮れて辺りは暗くなっていた最近は雪もちらつくこの季節なので、
日が暮れるのも当然早くなっていた。
「そろそろ帰ろうぜ。」
「うん。」
「こんな所まで送ってもらっちゃって、ごめんね。」
「いや、俺が連れてったんだし。」
「それでも、ありがとう。」
「ただいま。」
嫌な予感がした。
「ちょっと葉由。来なさい。」
「学校行かなかったって本当?」
予感は的中だ。
「行ってないです。」
「貴方、今のクラスからおちないようにしないといけないって分かってるよね?」
「はい。」
また、怒鳴られる。
「もしかして、虐められでもされてるの?」
え?
「いや、別に虐められてはないけど。」
「だったらしっかり学校行きなさいよ。」
「はい…」
ちょっと驚いた。