僕は彼女の名前をまだ知らない
イルカショーにはたくさんの人がいた。


「緑色の椅子は、水がかかりますのでご注意ください。」


係員さんが言う。

緑色の椅子は、10段目くらいまでだ。




「すごい水飛ぶんだね。」
彼女が呟いた。
「うん。」




傘もレインコートも持ってない僕たちは、後ろのほうの席に座った。
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