僕は彼女の名前をまだ知らない
僕は、ひらひらと舞う鰹節に誘惑された。

「じゃあ、食べる。」

そう言うと、ベンチに座った彼女が、僕においでおいでをした。




彼女に従って、彼女の近くに行くと、
「はい、あーん。」

彼女がお箸で挟んだたこ焼きを、僕の口の前に持ってきた。

僕はそのたこ焼きにかぶりついた。



ちょっとだけ…………いや、かなり緊張した。
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