しあわせ食堂の異世界ご飯3
しあわせ食堂の常連客のひとり、見習い大工職人のマイク。
まだ二十代前半と若く、真面目な青年だ。明るい性格で、よくシャルルやカミルとも話をしているのをアリアも見かける。
マイクはすぐにハシゴを使い屋根から下りてきて、アリアたちに頭を下げる。
「ごめん、わざわざ持ってきてもらっちゃって……! でも、まさかしあわせ食堂に置いてきてたなんてな。うっかりしちゃったよ、あはは」
「いえいえ。いつもきていただいていますし、これくらいは」
持ってきた手提げを渡すと、マイクは嬉しそうに受け取って改めて礼を告げた。
屋根の上にいるほかの大工からは、「このドジー!」と笑い声も聞こえる。なかには常連さんもいるので、職場のみんなで来てくれているのだろう。
「リズちゃんもありがとうね。寒かっただろう?」
「大丈夫です! アリアお姉さまとシャルルお姉さまが手を繋いでくれていたから」
「そうか。確かにそれならあったかいな」
寒くなかったよと言うリズに、マイクも笑みを返す。しかしこのまま立ち話をしていたら、かなり体が冷えてしまうだろう。
マイクはひとまず、暖かい部屋の中へアリアたちを招待してくれた。
まだ二十代前半と若く、真面目な青年だ。明るい性格で、よくシャルルやカミルとも話をしているのをアリアも見かける。
マイクはすぐにハシゴを使い屋根から下りてきて、アリアたちに頭を下げる。
「ごめん、わざわざ持ってきてもらっちゃって……! でも、まさかしあわせ食堂に置いてきてたなんてな。うっかりしちゃったよ、あはは」
「いえいえ。いつもきていただいていますし、これくらいは」
持ってきた手提げを渡すと、マイクは嬉しそうに受け取って改めて礼を告げた。
屋根の上にいるほかの大工からは、「このドジー!」と笑い声も聞こえる。なかには常連さんもいるので、職場のみんなで来てくれているのだろう。
「リズちゃんもありがとうね。寒かっただろう?」
「大丈夫です! アリアお姉さまとシャルルお姉さまが手を繋いでくれていたから」
「そうか。確かにそれならあったかいな」
寒くなかったよと言うリズに、マイクも笑みを返す。しかしこのまま立ち話をしていたら、かなり体が冷えてしまうだろう。
マイクはひとまず、暖かい部屋の中へアリアたちを招待してくれた。