バツイチ彼に告白したら、予想外に溺愛されて困惑しています。
悩んだあげく、学生時代の唯一の友達である明日美に電話をかけた。
明日美は社交的だから、友達たくさんいるハズだもの。

呼び出し音が鳴るとすぐに応答がある。

「もしもし、可憐?」

「神様仏様、明日美様!お願いがあります。」

「え~、何いきなり。」

「あのね、今度合コンするから一緒に来てほしいの。で、友達も数人連れてきてほしいなーなんて。」

「は?可憐が合コンとか、珍しすぎるでしょ。どうしたの?」

「あの、好きっていうか気になる人が来るので私も行きたいんだけど、私明日美しか友達いなくて…。」

「なんだって!オッケーまかせとけ。」

明日美は簡単に了承してくれる。
さすが、持つべきものは明日美だわ。
てか、このノリ大島さんと似てる気がする。
大島さん、しゃべりやすい訳だ。
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